今でこそフリーランスで在宅ライターをしていますが、過去には普通の一般企業へ勤めた時代もありました。しかし!子持ちならではのデカイ壁が立ちはだかり、様々な苦悩もしたことからフリーランスへ転身。子持ちママこそフリーランスをおすすめする理由とは?
外へ働きに出ていた頃は、主に経理事務員としてごくフツーの社会人をやっていました。
その後結婚、妊娠・出産を機に退職。
しばらく育児に専念した後、社会へ復帰しようと試みるも大きな挫折とともに退職しました。
そんな私が選んだ道がフリーランス。
子育て中のママにこそ、フリーランスの魅力を知って欲しいと思います。
目次
フリーランスとはどんな仕事?
会社に雇われておらず、自ら仕事をとってきてこなすのがフリーランスです。
個人事業主とも呼びます。
働く時間や業種なども自分で決める、自由な働き方で注目されていますね。
なぜ子育て中のママにフリーランスがおすすめなのか
会社に属して働いている人なら痛いほどわかると思いますが、小さな子供を育てながらの仕事はイレギュラーの連続。
0〜3歳ごろは熱出しなんてしょっちゅうですし、園関係の行事なども思っているより多いです。
あらかじめわかっている行事ですら休みをとりにくいのに、急な発熱の呼び出しが続いた日には……。
会社にも子供にも申し訳なくて、押しつぶされそうになりますよね。
私もそのような経験をした一人で、あの頃は本当に考えが甘すぎたなぁと反省させられます。

大げさじゃなくて毎日電話鳴る時期とかあるのでする・・・
《フリーランスは働く時間を自由に決められる》
もちろん業種にもよるので一概には言えませんが、私のような在宅ライターの場合は時間の制約がほとんどありません(納期以外は)。
昼間に書こうが夜中に書こうが同じ金額がもらえるので、どのタイミングで仕事をするかは自由なんです。
だから急なお迎えにも対処しやすいですし、夫がどうしても参加できないという行事なども私が全て対応します。
《在宅でできるフリーランスの仕事がおすすめ》
特に育児中のママには、在宅でできる仕事がおすすめですよ。
お迎え関連の対処が効くのはもちろん、病院に行くほどでもない症状の場合でも仕事をしながら一緒にいられます。
学校にあがったとしても下校時間が早くなることってよくありますから、家でできる仕事だと子供も安心して帰宅可能です。

通勤のストレスがないのも大きい!
育児中のママがフリーランスを選択する際の注意点
メリットばかりを語りましたが、もちろんフリーランスになる上でのデメリットもあります。
良いところばかりで判断せず、注意点もしっかり理解しておきましょう。
《未経験・初心者は収入が低い》
ライターを例にあげると、1文字あたり1円以下という世界からのスタートです。
1文字0.5円の案件だと、1本1000文字の記事で500円ですね。
文章作成に慣れた人だと1000文字くらいなら20〜30以内には書けると思いますが、ライターの仕事って書くだけじゃないんです。
情報収集して記事の骨組みを作る、作った記事を見直して修正する校閲作業、仕事によっては画像を探して入れるということも珍しくありません。
これらの作業も含めると、1000文字の記事を完成させるのに初心者で2時間くらいは見ておいた方が良いでしょう。
2時間で500円…そう考えると、決して楽な仕事じゃないってわかりますよね。
もちろん未経験でも運良く高単価な案件にありつけたり、元々タイピングが早い人などは条件が変わってきますが。
一般的に考えた時、最初は時間の割に稼げない仕事というのが正直なところかと思います。
《報酬は基本的に完全出来高制》
会社に行けばとりあえず給料が発生する(といえば聞こえはあまり良くないですが)会社員やパートと違い、フリーランスの収入は基本的に出来高制です。
仕事をしなければ完全に無収入ですし、やろうと思えば周囲の同年代よりずっと稼ぐことだって可能。
特に家で仕事をする時に注意したいのが、モチベーションの維持です。
叱ってくれる上司もいなければ、次に何をすべきか相談できる同僚もいないフリーランス。
怠けようと思えばいくらで怠けられるので、自己管理ができない人には向いていません。
仕事をとってくる所から自分でやらないと行けないので、最初の行動力に大きなパワーを要します。
ただ、それがうまくいけば長期的に仕事をくれるクライアントに出会えたり、報酬面で優遇してくれる方もいますよ。
努力と継続、あとは運の要素も重要になってくる仕事です。
育児中のママにおすすめするフリーランスでの働き方
フリーランスになるにあたって、どんな働き方がおすすめかをまとめています。
自分に当てはまる項目を参考に、育児と仕事の両立を目指しましょう。
《最初は扶養範囲内で働く》
いわゆる103万の壁、130万の壁というやつです。
法改正で税金面に関しては200万あたりまで引き上げられたようですが、健康保険の適用を受けるには130万円の壁は超えてはいけないようです。
参考サイト:健康保険(協会けんぽ)の扶養にするときの手続き|日本年金機構
130万円以上の見込み年収がある場合は国民年金の保険料を納めなくてはならず、ちょっと超えた程度の収入だとかえってマイナスになる恐れが。
特に未経験・初心者という分野に挑戦するなら、扶養内で出費を抑えた働き方が良いかもしれません。
《仕事時間をしっかり決める》
在宅だからいつでもできる、というスタンスでの仕事は危険。
ダラダラ作業になりやすく、いつまでたってもフリーランスで稼ぐという領域に達しない恐れがあります。
お迎えイレギュラーがあっても良いので、ひとまずは仕事をする時間をきっちり決めておきましょう。
誰も見ていないからこそ、あなたの本気度合いが試されます。

自分で自分を管理していくことがフリーランスの第一歩