フリーランス(在宅ライター)になってかれこれ6年以上が経過しました。私がフリーランスになって実際に感じたメリット、デメリットを解説します。会社員からの転向を考えているあなたも必見ですよ。
フリーランスになると、どんなメリットがあるの?
逆にデメリットって?
会社員から個人事業主になろうと考えているあなたは、真っ先にこんな考えを抱くはずです。
実際にフリーランスとして活動している私から、リアルなメリット・デメリットの声をお届けします。
フリーランス(個人事業主)のメリット
・ 人間関係に悩むことがほぼない
・ 成果を実感しやすい
・ 時間や場所に縛られない
・ 場合によっては好きなこと、得意なことを仕事にできる
フリーランスの大きなメリットと言えば、煩わしい人間関係の悩みがほぼなくなるということです。
クライアントとの関係はありますがあくまで対等な関係ですし(ケースバイケースですが)、ほとんどがメール連絡、たまーに電話やスカイプが必要な程度。
社会の人間関係に疲れ果てたという人は多いと思いますが、私のように在宅でフリーランス業を営んでいる場合は本当に自由です。
時間や場所を好きにできるのも同じ。
私がフリーランスに転向したのも、育児と両立する上で時間の都合がつきやすいのが理由でした。
基本的にやった分だけお金になる仕事ですから、成果が目に見えやすいのも◎。
運が良ければあなたの好きなジャンル、得意分野を仕事にすることもできます。

とにかく自由なのがフリーランスの魅力
フリーランスのデメリット
・ 収入が安定していない
・ 税金や保険の管理も全て自分
フリーランスやめとけ、と言われる大きな所以は、やはり収入面の安定性がないからでしょう。
よほど売れたブロガーさんとかなら別ですが、私を含め生活費稼ぐので精一杯なフリーランスだと、いつか仕事切られたらどうしよう、依頼なくなったらヤバイ……という不安との戦い。
仕事をやればやるほど入っているということは、やらなければ全く入ってこないとも言えます。
やる気があっても仕事をもらえないとダメなので、特に何の特技や経験のない初心者からスタートだとしんどいでしょう(私もそうでした)。
雇用されていた時には、厚生年金や社会保険、税金の徴収など全て会社がやってくれていた手続きも、全て自分で行うことに。
国民年金への切り替えと支払い、確定申告などの準備は必須です。
主婦がパート的にフリーランスを行うなら、扶養の範囲内で働くことで年金と保険は夫の会社にお任せ可能。
確定申告も白色申告だと比較的簡単にできますが、本格的な青色申告を使いたい場合は簿記の知識が必要となります。

手続き系は慣れればOKだけど仕事の有無は運にも左右される
それでも「フリーランスになってよかった」
デメリットを鑑みても、私自身はフリーランスになって良かったですし、これからもう一度外に出て働けよと言われても「ヤダ!」と断言する自信があります。
自分で自分を律しつつ、成果を肌で感じながら自由なスタイルで仕事をする。
こんな生活に慣れてしまったら、会社に縛られて生きるなんてもう考えられません。
だからといって、みんながみんなフリーランスに向いているとも思わない。
自己管理が壊滅的にできなかったり、向上心がない人はフリーランスには向いていませんね。
メリットだけでフリーランスに転向するよりは、掛け持ちでできる範囲で始めてみて自分に合うかどうかをチェックしてみましょう。