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読まれるブログ記事の書き方!「事前準備」と「執筆中」にポイントあり

2023年5月30日

「読まれるブログ記事を書く」。
言うだけなら簡単ですが、実現は思ったより難しいものです。
ブログ記事を作るうえで大切な、”書き始める前”の用意と”書き始めたとき”に必要なスキル
大きく2つに分けて、具体的に解説していきます。

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書き始める前に。記事作成の基本的な流れ

何も準備せずに書き始めても、読まれるブログ記事を完成させるのは困難です。
内容は勿論、SEO対策も取り入れて準備を行いましょう。

1. 2語以上のキーワードからニーズを読み取る

どのようなキーワードで記事を書くのか、適切なキーワードの選定が必要です。
キーワードは1つだけでなく、2ワード以上にしましょう。
例えば「料理」に関連する記事を書く場合は「料理 初心者」や「料理 初心者 レシピ」といった風に。
1つのキーワードで上位表示を狙うのはまず困難なので、必ず2~3つの関連するキーワードから考えてください。

上記のキーワードで検索する人は「料理初心者は何から始めるべきか」や「料理初心者でも作れるレシピ」などを求めているのではないでしょうか。
こうした「検索キーワードから読者のニーズを読み取る」ことがとても重要。
同じキーワードで書いているつもりでも上位表示されない場合、読者のニーズからずれている内容なのかもしれません。
どんな情報がニーズと合致するかは、上位表示されているページを分析するのが有効です。

2. ターゲット読者の分析を行いペルソナを設定

誰に向けて記事を書くのか、ターゲット読者を明確にするのも大切。
年齢、性別、興味関心、問題や課題など、読者の特徴を把握しましょう。
それによって、記事のスタイルやアプローチを決めることができます。

例えば「料理 初心者 レシピ」の記事を”22歳の新米主婦、実家暮らしが長く料理が得意じゃない人”というペルソナ(架空のターゲット像)に向けて書くとします。
おのずと「若い主婦向けの内容」や「初めて料理をする人でもわかる書き方、あるいは調理方法」を意識するはずです。

キーワードから読者のニーズを絞れば、自然とその記事の目的が明確になり、書くべき情報が浮かび上がってくるでしょう。

3. リサーチと情報収集

選んだテーマに関連する情報のリサーチ、ライティングの工程で最も重要と言っても過言ではありません。
執筆作業の大半は調査、下調べにあると個人的には思っています。
インターネットや書籍、専門家の意見など、信頼性の高い情報源から情報を収集しましょう。

特にネットを情報源とする人は多いかと思いますが、そのジャンルの専門性を担保できるサイトを選ぶのがコツです。
例えば、チョコレートのことなら大手製菓メーカーや洋菓子店のサイト。
野菜のことなら、そういった分野の研究所や農家などのページが挙げられるでしょう。

情報は1つの出どころからだけでなく、必ず複数の情報源を参考にすること。
記事の信頼性や質を向上し、情報の網羅性も高めてくれます。
できるだけ一次情報を参考にするのも、説得力を強化するうえで大切です。

4. 記事の構成とアウトライン作成

記事の構成は、”導入部”、”本文”、”まとめ”の3つのセクションで構成するのが一般的です。
特に本文は、情報を見出しごとに分けるアウトライン化を行い、整理していきます。

構成について細かく分けると種類がいくつかありますが、中でも結論を先に記述する構成がおすすめ。
結論を後回しにすると、読者が最も知りたい情報にたどり着くまでに時間がかかり、離脱の要因になるのです。

結論を先に書くと、基本の構成は
導入→結論→理由→理由の背景や説明、補足事項など→必要に応じて提案や解決策→総括(再度結論を明記)
のようになります。

総括の手前で、他の記事と差別化するための+αなコンテンツを入れると良いでしょう。
テーマに関連する豆知識や、解決策に取り入れると効果的な方法などです。
上位表示されているページを分析した際、「物足りないな」「説明不足だな」と感じた情報を盛り込んでみてください。

アウトライン(見出し)の構成は親子関係に注意

アウトライン化する際は、”大見出し(h2)”、”中見出し(h3)”、”小見出し(h4)”に分けて行います。
これらは適切な親子関係を守って使用しなくてはなりません。

大見出しであるh2は最も大きな情報のまとまりを示す見出し、つまり親となる部分です。
大見出しの中で情報を分ける際に、子であるh3を使う。
さらにその中で細分化したい場合のみ、孫にあたるh4を使います。
h2からいきなりh4に飛ぶなど、関係性を無視した使用はNGです。

見出しは目次の役割も果たします。
それだけを読んでも記事内容が伝わるよう、タイトルや構成を工夫してください。

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実際にブログ記事を書く!意識したいポイントは?

実際に記事を書いていくときに、注意したいポイントや取り入れたいテクニックをまとめました。
ブログ記事をより魅力的にするために、是非挑戦してみてください。

1. 導入文やタイトルを工夫する

タイトルは記事の顔となり、ページのクリック率にも影響を与えます。
それだけを読んで記事の内容が具体的にわかるような、興味をひくタイトルを考えましょう。
SEO対策のためにキーワードを含めることも忘れずに。

2. 簡潔に書く

長々とした文章は読みづらく、飛ばされてしまう場合もあります。
短い文で簡潔にまとめるのが大切です。
不要な接続詞、過剰に同じ表現を使うなどは避けましょう。

3. 読み手に合わせた言葉を使う

読み手に合わせた言葉を使えば、伝わる文章になります。
初心者向けの記事なのに難しい専門用語を多用すると、読者に内容が伝わりにくくなることに。

どうしても専門用語が必要な場合は、軽く注釈を入れるなども有効です。
ただしやりすぎると記事がごちゃごちゃしてしまうので、加減に注意が必要。

ペルソナに合わせた言葉選びで、読者の満足度を高めてください。

4. 引用やリンクを使う

引用やリンクを適切に使うと、記事の信憑性が高くなります。
「ここは引用であること」や「このテキストはリンク」であることが明確にわかるよう、装飾にも気を配りましょう。

リンク部分は自動的に色が変わることも多いかと思います。
引用は「blockquote」タグの使用が定番ですね。

5. 画像を使う

記事内には適切に画像を使いましょう。
読者が記事内容を想像しやすい、連想できる画像を選ぶのが◎。
画像の配置は各自のルールがあると思いますが、初心者の場合は大見出し直下に1枚ずつ、中見出し2~3つにつき1枚ずつくらいを目安にするのが良いかと思います。

著作権違反となる画像の使用は厳禁。
自分が著作権を持っているものか、商用利用可能なフリー画像から選定してください。
画像の挿入は、記事をすべて書き終わってからで大丈夫です。

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6. 装飾や図解を使う

文字を部分的に太字にしたり、色を変えると効果的。
視覚的にメリハリが生まれ、大切な部分を強調できます。

一方、装飾のやりすぎや色が多すぎるのはいけません。
装飾の種類は1~2つくらいで十分。
見出しごとに「最も伝えたい箇所」や「大切な情報」だけを装飾し、過剰にならないよう配慮しましょう。

情報によっては、図解を挿入するとより伝わりやすくなります。
イラストで描かれた操作方法、グラフを添付して説得力を高めるといった、読者の満足度を高める装飾を目指してください。

装飾工程も、記事をすべて書き終えた後に行うと良いでしょう。

執筆の基本を掴んで読まれるブログ記事を目指そう

執筆の前段階でやっておくべきこと、執筆中に意識しておきたいポイントの大きく2つの工程がありました。
いずれもブログ記事を書くうえで大切な要素なので、初心者のうちから慣れておくと良いでしょう。
特にリサーチのフェーズは手を抜かず、根拠のある具体的な情報にこだわってくださいね。

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