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初心者がやりがちな危ないブログの書き方10選!失敗予防のポイントも伝授

2023年5月29日

初心者がブログを書く際には、いくつかの危険な落とし穴が存在します。
この記事では、初心者がやりがちなダメな記事の書き方について、10のポイントをご紹介。
ダメな書き方を避けるためのポイントも合わせてお伝えします。

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初心者は要注意!やってはいけないブログの書き方

初心者がブログを始めたとき、気をつけたいのが「やってはいけない記事の書き方」です。
ライティングに慣れていない方がやりがちな10個の失敗を以下にまとめました。

1. 余計な情報がありすぎで、長文が多い

長い文章には、余計な情報が詰め込まれていることが多くあります。下記の例文をもとに解説しましょう。

「今回はブログの始め方について調べました。まず、どのブログサービスを紹介しようか迷い、選ぶのにとても時間がかかってしまいましたが、最終的には私が日頃から利用しているワードプレスのことを中心に書くことにしました。wordpressはとても人気のブログサービスで、私のお気に入りでもあります。とてもおすすめです。それでは、wordpressがなぜおすすめなのか、理由を紹介していきます...」

何が言いたいかわかりにくく、一文が長い箇所もあって読みにくいですね。
必要な情報とそうでない情報の精査もできていないので、余計に内容が伝わりにくくなっています。

この文章でいえば「どのブログサービスを紹介したか迷ったこと、時間がかかったこと」や「個人的に気に入っていること」などは不要。
気に入っていることをアピールする場合、具体的な理由を明記し説得力を増強しなくてはなりません。

情報を詰め込み過ぎると、読者の関心を失う要因に。
私的な感情や不明確な情報、読者にとっていらない文章といった不要なものはすべてカットしてください。
情報はできるだけ簡潔にし、読みやすい文章を心掛けましょう。

2. 文法ミスや誤字脱字の多さ

文法や誤字脱字が多いと、読者に信頼性が低い印象を与えてしまいます。
検索エンジンも文法の正確性を重視するため、文章の品質を向上させるために文法や綴りに注意が必要です。

単純に読みやすさにも直結する要素なので、最低限の文章力は身につけておくのが吉。

記事を書いた後は必ず校閲を行うほか、正しい使い方でも「読みにくくないか」や「伝わりにくくないか」にまで気を配りましょう。

3. 専門用語の乱用

ブログは多くの人に読まれる可能性があるため、専門用語の過剰な使用は避けましょう。
わかりやすい言葉を使うことで、幅広い読者にアピールできます。

目安は、その分野の初心者が読んでも内容をきちんと理解できるかどうか
あまりに専門用語が多いと内容が理解できず、読者は記事を離脱しやすくなるのです。

4. 無断転載の画像や文章の使用

他人の著作物を無断で使用すると、法的な問題を引き起こす恐れが。
必ず正当な権利を確認し、許可を得てから使用しましょう。

装飾目的で画像を使う際は、商用可能なフリー画像サイトを利用するのがおすすめです。
サイトごとに規約が明記されているので、しっかり確認してから利用してください。

なお、引用や参照・参考は、ルールを守って行えば著作権違反にはなりません。
正当な方法で利用すれば、むしろ記事の信頼性を担保することも可能なのです。

特に科学的根拠が重視される情報などは、出典を明らかにすると説得力が増します。

引用や参考・参照の違いとは?著作権に違反しないためのライター基礎知識

記事の質を高めたり説得力を持たせたりするとき、他のサイトや文献の情報を取り上げる方法があります。 そのままの文章を載せているブログもよく見かけますが、これって著作権的に大丈夫なの?と不思議に思ったこと ...

5. 自己中心的、個人的すぎる内容

読者のニーズや関心事に合わない自己中心的な内容は、ブログの価値を下げます。
例えば過剰な自慢話や、理由のない一方的な批判記事などが該当するでしょう。

同じ自慢話でも、なぜその成功体験をなしえたのか、ユーザーが読んで「真似したくなるような行動」や「タメになる知識」を織り交ぜることが大事。
読者の視点に立って、有益な情報を提供することを心がけましょう。

「今日のできごと」や「次の目標」といった、単なる日常の日記だけになるのもNG。
収益化や上位表示を考えていないなら問題ありませんが、そうでないならこういった記事は必要ありません。

読んだ人の心を動かしたり、役に立つことがブログ収益化の前提条件です。

6. キーワードの不自然な過剰使用

SEO対策を考慮するのは重要ですが、キーワードの過剰使用は読者の体験を損ないます。「アメリカ アメリカ旅行」がキーワードの場合の過剰使用例がこちら。

「私はアメリカ旅行が大好きです。アメリカ旅行はアメリカ観光名所やアメリカの文化、アメリカの食べ物を楽しめます。アメリカ旅行をするならアメリカ旅行のコツやアメリカ旅行の注意点を知っておくことが大切です。」

……誰が読んでもくどすぎることがわかりますよね。

読んだ人の混乱を招くだけでなく、検索エンジンのペナルティを受けるリスクが高まります。
読者の信頼を失えば、再訪問や共有の意欲を減退させることにも繋がるでしょう。

関連性のあるキーワードは自然な形で組み込み、言葉のバリエーションを増やすよう意識してください。

7. 内容がオリジナル性に欠ける

他の人が既に行ったことや言ったことをただ再度述べるだけの記事は、価値がないと判断される可能性が高くなります。
例えば映画や書籍のレビューであれば「面白かったです」「楽しかったです」だけではない、あなた独自の表現を盛り込みましょう。

どこがどう面白かったのか、なぜそう感じたのかを具体的に書いてみてください。
文章力が高くないとそんなことはできない……と思われがちですが、決してそうではありません。
表現する言葉が浮かばないなら、類語検索などを利用して語彙力を鍛えるのも有効です。

オリジナリティの高いコンテンツは読者の関心を引き、検索エンジンの順位向上にもつながります。

8. 曖昧で興味をひかれないタイトル

読者が具体的な内容を予測できず、興味をひく要素のないタイトルはNGです。
他の類似する記事との差別化が難しく、検索エンジンの上位に表示されにくくなります。

長々と説明するようなタイトルも×。
検索結果に表示されるタイトルの文字数が30文字前後だと言われているので、長さはこれを目安にしましょう。

数字を入れる、コンプレックスをうまく刺激するなどといった手法も有効です。

9. 段落や見出しの使用が不適切

段落や見出しを使わずに文章を一つにまとめると、読み手が情報を整理するのが難しくなります。
適切な見出しや段落を使用し、読みやすさを向上させましょう。

見出しの使い方の目安は、大見出し(h2)は内容が大きく転換する時に使用します。
目次の直下、話の転換があればその都度、あとは最後のまとめの見出しで使うのが基本となるでしょう。

中見出し(h3)は、大見出しの中で情報を分けるときに使います。
例えばおすすめデザートの紹介の記事であれば、「プリン」「アイス」「ケーキ」などの各情報に分けて中見出しを入れましょう。

小見出し(h4)は、必要に応じて中見出しの情報を細分化する際に使用を。
例えば「アイス」を紹介し、さらに「チョコレートアイス」「バニラアイス」など細かく情報を分けたいときに使います。

段落は2~3行ずつの塊で区切る場合や、「。」で必ず改行を入れるケースなど様々です。
ブログデザインとの相性も考え、読みやすい改行を意識してみましょう。

10. 導入文の軽視

ブログにおける導入文とは、その記事の先頭に書く文章です。
この記事にはどんなことが書いてあるか」や「読むとどんな風に役に立つか」を端的に知らせる役割があります。

導入文をおろそかにすると最初の印象が最悪になってしまい、読む意欲の低下に。
記事を読むときのことを想像してみてください。
滑り出しで興味がひかれると、自然と下にスクロールしたくなりませんか?

その逆も然りで、出だしが悪いとほとんど飛ばし読みしたり、ページから離脱したくなるものです。

導入文とメタディスクリプション

優れた導入文はメタディスクリプションとして表示されるケースも多くあります。
これは検索結果のタイトル下に表示される、記事を要約した文章のこと。
手動で設定もできますが、Googleにより自動で表示されるケースも多いのです。

読者はタイトルやメタディスクリプションを読んで、そのページをクリックするかを判断すると考えられています。
検索エンジンがその記事を理解する上でもポイントになるため、情報が不足しているとアクセス数や表示回数が低下する可能性が。

最初にあげた「この記事に書いてあること」や「読むと得する要素」を端的に盛り込んだ導入文になるよう意識してみてください。

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どうすれば失敗を防げる?書くときに気を付けたい基本項3つ

あれもこれも気をつけなきゃ……となると、今度は逆に執筆に集中できないかも。
初心者は、まず以下の3ポイントを意識するところから始めてみましょう。
ユーザーファーストを心がけていれば、後のことは自然と身につくはずです。

タイトルを具体的かつ興味を引くものにし、読者の関心を惹きつける

タイトルはその記事の一番大きな看板です。
一目見てピンと来たり、読者が立ち止まるようなキャッチーなタイトルを意識しましょう。

先述の通り数字を入れられる場合は使うのが◎
「ブログ記事を素早く上位表示する方法」よりも、「ブログ記事をたった1週間で1位に表示する方法」の方が具体性がありますよね。

内容を分かりやすく簡潔にまとめ、適切な文法と綴りを使用する

初心者ほど、文章が長くなるのはあるあるです。
いらない言葉がないか、不要な接続詞は多すぎないかなどの見直しから始めてみて。

「コミュニケーション」が「コミニケーション」になっていないかなど、正しい言葉遣いを身につけるのも大切です。
日常で言葉にして使う分には伝わることがほとんどですが、文章にする場合は正確な表現を心がけましょう。

独自性の高いコンテンツ作りと、信頼できる情報にこだわる

オリジナルのコンテンツを作るのにおすすめなのが、自分の経験や知識をもとにする方法です。
特に実際の体験は、これから同じ体験をするであろう読者にとって有益な情報になりえます。

思ったこと、感じたことは具体的に表現するほか、それによってどんな成果が得られたかなども明記すると良いでしょう。
逆に、これは失敗だったと感じた点を書いておくのも参考になりますね。

例えば論文を書く際にも、他の文献を引用したり参考にすることは当たり前に行われています。
その際は出典の明記方法などルールに則り、正当に用いなくてはなりません。

有益な情報は大いに参考にする、その際は出自を明確にする。
これらを活用し、記事の説得力を担保しましょう。

初心者にありがちな失敗を防いで、ブログ記事の質を向上!

初心者がブログを書く際に気を付けたいダメな書き方と、失敗予防のポイントを紹介しました。
最初からすべてをこなすのは無理なので、上述した3点を中心にできるところから始めていきましょう。
失敗しても嘆くだけでなく、次のステップに繋がるよう意識しておきたいですね。

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