『副業収入の確定申告』はしないとダメ？スマホから手軽に確定申告できます

副業で得た収入、あなたは「確定申告」していますか？
これくらいしか稼いでいないし大丈夫でしょ、と考えているならストップ！
確定申告を理解していないと、思わぬトラブルに発展する恐れもあります。

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副業収入でも確定申告は必要です

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

結論から言えば、副業であっても確定申告は必要です。
本業の場合、多くは会社が年末調整を行ってくれるので、医療控除などを除けば個人で確定申告する必要はありません。

年末調整は原則1社のみしか行えないので、副業の分は個人で行う必要があります。

確定申告が不要なケースはある？

副業の年所得が20万円以下の場合は、所得税の確定申告は原則不要です。

ただし、住民税に関しては別。
所得税は税務署の管轄ですが、住民税は各地方自治体の管轄となり、納税のルールも異なります。

住民税のみの申告を行う場合は、管轄内の自治体へ問い合わせを。
なお、確定申告を行うとその情報を元に役所が住民税へ反映させるので、別途手続きはいりません。

確定申告をしないと損をする場合も

Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

住民税の申告を別途行うなら、所得20万以下なら確定申告はしなくていい。
確かにそうですが、実は損をする可能性があります。

発注者側が法人である場合、特定の業務報酬に対し源泉徴収を行う義務があります。
副業に多いWEBライター（原稿料）なども該当しますよ。

源泉徴収とは、あらかじめ報酬から所得税を差し引き、その納付を行うためのものです。
つまり、報酬をもらった側は間接的に税金を納めていることになります。

確定申告を行えば、払いすぎた税金が算出され、それが還付されます。
源泉徴収されていれば大抵の場合還付金が出るので、確定申告を行った方が良いのです。

確定申告をしないと、戻るはずの税金もかえってきません。

そのほか、医療控除とふるさと納税をする場合には、年所得20万以下でも確定申告が必要となる点に注意してください。

副業の確定申告はスマホでもできる！

20万円以下か以上かに関係なく、還付金などの観点からも“副業をしているなら確定申告をした方が良い”ということがわかりました。

しかし初心者には確定申告って何のことやら…と思いますよね。

大丈夫、現在はスマホからも確定申告が可能になっているんです。

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スマホから副業の確定申告を行う方法

スマホから確定申告を行う主な方法は、3つに分けられます。

初めてスマホから副業の確定申告を行う場合は、マイナポータルアプリを利用するマイナンバーカード方式を選ぶことになると思います。
マイナンバーカードの取得がまだ、あるいはスマホが読み取りに対応していないのであれば、他2つのいずれかの方法を選んでください。

実際に確定申告を行うには、以下の国税庁サイトから「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、所得などの各種入力を行っていきます。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

副業の確定申告の際に用意しておきたいもの

白色申告を前提として、準備物を紹介します。

少額でも、必ず支払い明細書（支払い調書）を出してもらいましょう。
データでもらっても構いません。

収入はもちろん、経費など副業に使った出費があれば、簡単で良いのでメモ（いわゆる簡易簿記）をとっておき、収支がわかるようにしておくのも基本です。

なお、副業の額が大きいと、青色申告による最高65万円の控除を受けたい方もいるかもしれません。
これには複式簿記によるそれぞれの帳簿が必要になり、かなりの専門知識を要することを理解しておきましょう。

副業の収入は基本的に“雑所得”

本業があり、別途副業から収入を得る場合、基本的に雑所得に分類されます。
確定申告の際はそちらに記入し、申告を行いましょう。

副業の収入もきちんと確定申告をしておこう

特に源泉徴収されている副業の収入は、必ず行うことをおすすめします。
還付金の分損をする恐れが高いので、時期がきたら忘れず手続きをしましょう。
スマホから確定申告が行えるようになっているので、利用しない手はありませんよ。

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