誰でも愚痴を聞いてもらいたいことくらいありますよね。
愚痴への対応は、言葉1つで関係を悪化させる恐れが。
夫婦仲にヒビが入らない、上手な受け流し方を知っておきましょう。
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目次
夫婦間で愚痴を上手に聞く方法とは
筆者も心がけているポイントを紹介します。
夫婦だけでなく、恋人や友達同士においても共通する点です。
とにかく聞き役に徹する
愚痴を言われたときは、とにかく聞き役に徹するのが第一でしょう。
途中で遮ったりせず、相手の言いたいことを最後まで言わせてあげます。
愚痴は「吐き出したい」ものなので、言えない部分が残るとモヤモヤしますよね。
まずは「うんうん、そうなんだ」と受け止めるのみで、じっくり聞くことに専念しましょう。
上からアドバイスは絶対しない
愚痴を言いたい人は、アドバイスを求めている訳ではありません。
上述の通り「吐き出したい」という気持ちがほとんどなのです。
上から目線で助言したり、相手を否定するような返しはNG。
明らかに間違っていることを言っている場合は、一通り話を聞いてから遠回しに、やんわりと伝えるのが良いでしょう。
かける言葉は共感や労いを表すもので
とにかく愚痴を聞いてもらいたい時というのは、疲れが溜まっていたり精神的にキツイ時。
誰かに優しくされたい、甘えたい、肯定してもらいたいという気持ちから出てくるものです。
従って、愚痴を言われた相手には「わかるよ」や「大変だったね」など、共感や労いの言葉をかけてあげましょう。
具体的な対策を示す話より、癒しを与えるワードがおすすめですよ。
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自分が疲れないためのテクニック
上手に聞けとは言っても、やっぱりグチグチされると疲れる……。
それもごもっともの意見です。
愚痴を聞く時に次のポイントを心がけて、自分が疲れてしまわないようにしておきましょう。
話は聞くけど、終わったら流す
愚痴の内容を思いっきりスルーすると、「聞いていないでしょ」となり険悪ムードに。
その時はちゃんと聞いておき、終わったら綺麗さっぱり流してしまいましょう。
自分の中に溜め込んで、「どう言えばよかったんだ」「どうフォローしてあげよう」なんて考えなくて大丈夫。
相手は吐き出してスッキリしたい訳ですから、言ったあとはあなたが思っているほど悩んでないかもしれません。
考えても時間の無駄なので、ハイハイ終わった〜と心の中で流しちゃいましょう。
自分の経験に置き換える
相手の愚痴を自分のことに置き換えると、より共感しやすくなります。
仕事で嫌な上司がいる愚痴なら、自分の周囲にいる苦手な人のことを思い出す。
自分のことを嘆く愚痴なら、あのとき私も凹んでたっけ……と挫折した経験の引き出しをあける。
そんなことで愚痴るなよ〜と思っていても、自らの経験に置き換えると「そういえば自分もあったわ」と重なる部分があるのではないでしょうか。
痛みがわかれば、少しでも相手に優しくなれるはずですよ。
信頼や心を許した証と捉える
愚痴というだけで、ネガティブなイメージが付いて回ります。
なんでこんなこと聞かされなきゃいけないの……と億劫になりがち。
「私には本音を打ち明けてくれてるんだ」とポジティブに変換すると、ちょっと誇らしい気分になりませんか?
それが大切な人であるほど、自分が相手にとって心の許せる人物だという証明にもなるでしょう。
愚痴を吐き出せるほど信頼でき、聞いてもらうだけで安心できる存在。
それが相手にとってのあなたなのです。
上手な愚痴聞きは大人の処世術。でも愚痴はほどほどに
社会に出ると、色々な場面で様々な人の愚痴を聞くことになるでしょう。
どんなシーンでもまずはじっくり聞き、共感し、労うことが基本だと考えます。
でも、本当にしんどいときは、素直に「今は聞けない」ことを相手に伝えて大丈夫です。
聞き役ばかりが疲れる状態は良くありません。
愚痴を言う側も、あまりにグチグチ言っていると周囲から見放されてしまうかも。
不必要にまき散らさず、無理しない範囲で自己解決を目指すのも大切なことですよね。
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