夫婦喧嘩の中でも気まずい原因といえば「お金」に関することでしょう。
なんとなく話しにくい、ストレートに伝えづらいと感じる人もいるのでは。
なぜお金のことで夫婦喧嘩が発生するのか、解決策もあわせて考えていきたいと思います。
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目次
夫婦喧嘩の理由が「お金」、具体的な発生原因と改善案
一言にお金で喧嘩といっても、具体的な理由は様々です。
お金関係のどんな事情で揉めてしまうのか、代表的なものを見ていきましょう。
原因ごとの改善案も考察するので、仲直りの参考にしてくださいね。
浪費や借金がバレた
妻に内緒で借金、夫に黙ってブランドものを買う。
パートナーに隠れて浪費や借金をし、それがバレて喧嘩に至るケースです。
単なる無駄遣い、趣味やギャンブルなどが理由での借金は、どう考えてもした方に責任があります。
お小遣いが少なすぎる、自由に使えるお金がなくて辛かった……。
同情できる理由がある場合でも、やはり隠しての借金や浪費は避けた方が無難。
バレて夫婦喧嘩が起こるだけでなく、信頼関係が崩れる要因にもなります。
金額が大きくなるほど隠し通すのは困難、場合によっては離婚に発展する恐れもあるでしょう。
改善案:家計の見直しや明確化を
浪費分が家計に与える影響、借金返済に当てられるのはいくらなど、家計を整理するところから始めましょう。
黙っていた方は正直に金額を打ち明け、どう立て直すかをしっかり話し合う必要があります。
勝手に使った分は小遣いから天引きするなど、可能な範囲で返済を。
締め付けがキツいことから浪費に走るケースもあるので、財布を握っている方は使い方を見直すのも一手でしょう。
個人的な出費はどうしても後ろめたい気持ちになりますが、それでも隠すよりは相談という形で話すのが吉。
隠していた金額にもよるので一概には言えませんが、謝る方は真摯に、受け止める方は“これからどうするか”に重点を置いて話し合うことをおすすめします。
お金がらみの暴言
夫婦といえども、お金関係で口にしてはいけないタブーワードがあります。
「誰のおかげで生活できると思ってるんだ」
「あんたの稼ぎが少ないから」
相手の自尊心を傷つける言葉、努力を否定するような発言は、金銭関係を問わず控えるべきです。
不満や疑問があるなら、適した言葉で冷静に伝える必要があります。
改善案:素直に謝罪、感謝の気持ちを持って過ごす
過ぎた失言に関しては、素直に謝るほかありません。
次回からは感情的になりすぎず、お金の話し合いは冷静になった時にするよう心がけましょう。
夫婦喧嘩がヒートアップしたまま言い合うと、余計なことを口走りやすくなります。
まずは一旦頭を冷やすことが先決です。
日頃からお互いに感謝の気持ちを持つことも、とても重要。
勤労に対する感謝、家事や育児に対する感謝、どちらも忘れてはいけません。
自分にとってどれだけ価値があるか、助かっているかという点を考えれば、金銭に変えられないことだってあります。
感謝を忘れないと同時に、積極的に伝えることも夫婦喧嘩を減らすポイントですよ。
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家計管理が雑、現実的な出費がわかっていない
管理を任せていたけど、全く貯金してくれていない。
生活費をもらってやりくりしているけど、少なすぎて足りない。
管理している側、任せている側の視点で不満が発生する可能性があります。
任せている方からすると、信頼にヒビが入る危険性大。
どう考えてもこれは余るでしょ、の分が貯金されていなければ、信用も地に落ちてしまいます。
生活費が足りないケースは、もらっているから言いにくい……と遠慮する人もいるのではないでしょうか。
「実際にこれだけかかる」ことを理解してもらうのが、生活費を見直させる第一歩です。
改善案:向いている方が担当、互いが相場などを把握する
金銭管理にも向き不向きがあります、しっかりできる方が担当するのが無難です。
最初に貯金額を確保し、残った分でやりくりするなど、管理のしかたを変えるのもアイデアの1つでしょう。
お互いが「これぐらいは貯金を」という明確な目標値を設定し、それに向かって管理していくのがわかりやすいかと思います。
逆算すれば、何年でいくら貯まるという目処もつけられますよね。
片方が財布を握っても、もしもの時は互いに使えるお金を別途用意しておけば、双方が安心できます。
相場をわかっていないパートナーが、少ない生活費しかくれない。
こうした悩みは、相手に本当の相場を理解させる必要がありますね。
ネットを利用して調べたり、一緒に買い物に行き大体の金額を把握するなどの方法があげられるでしょう。
「リアルにこれだけかかる」ことを、まずは身をもって知ってもらう。
その上で生活費を見直し、お互いに納得できる金額を設定するのが妥当です。
収入に不安がある
パートナーや自分の稼ぎが少ないと、将来に不安を覚えるのも無理はありません。
特に子供を望む場合、極端に収入が低いとその不安が増大するはずです。
住んでいる地域によっても、収入の目安は異なります。
都会であるほど居住費やそれに関する出費が大きくなり、それなりの収入が必要になってくるのでは。
共働きかそうでないかでも、事情が違ってくるでしょう。
改善案:支出の削減、可能なら転職も視野に
仕事は今のままで……と考えているなら、徹底的に支出を減らすしかありません。
本当に必要な出費なのか、ほかに安く済む所はないかなど、固定費を中心に洗い直すのが先決でしょう。
スマホなら格安系、保険ならネット保険をメインに見てみるなど、今は選択肢が豊富になっています。
「長く契約しているから」という理由にとらわれず、削れるところは削って出費を抑えましょう。
簡単ではありませんが、転職を視野に入れて収入を上げるのも手段です。
転職は肉体的にも精神的にも労力が大きいため、パートナーだけに無理強いするのは控えて。
収入が安くても人間関係が良好、ストレスが少ないなどのメリットが大きいなら、安易な転職は考えものです。
用途で揉める
お金の使い方で喧嘩に発展するのは、互いの価値観が違うから。
夫にも妻にも、「これにはこれだけかけられる」という価値観の線引きがあるはずです。
これらは人それぞれ異なるもので、強制したり押し付けるのはご法度。
生活を圧迫するような使い方は論外ですが、そうでない出費に関しては、お互いが許容範囲を設定することが大事でしょう。
自分の価値観だけで相手を否定したり、決めつけたりするのはNGですよ。
改善案:価値観のすり合わせを行う
生まれ持ったものや、生きてきた過程で培われる価値観。
いきなり価値観をピタッと合わせるのは難しいですから、話し合いですり合わせていくしかありません。
これぐらいなら理解出来る、これ以上は要相談など、お金をかけられる範囲や規模についてしっかりと打ち合わせしましょう。
自分が全く興味がないからといって、相手の趣味趣向にケチをつけるのはナンセンスです。
家計が破綻しなければ、少しくらいの出費は多めにみるのがストレスを溜めない秘訣かもしれませんね。
お金の話は遠慮しすぎず、適切な言葉で話し合おう
言いにくいから我慢、後ろめたいから隠す。
するべきお金の話を黙っていては、夫婦喧嘩の火種になるだけです。
夫婦だからこそお金の話をタブー視せず、腹を割って話し合いましょう。
話すときはきちんと言葉を選び、感謝の念を忘れないように伝える。
お互いの価値観を認め合い、妥協点を探りながら納得のいく結論を出すのが理想です。
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